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旅とカメラ – α7cII  / SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM

( おれ、2025年は動画を撮るんだ… )と静かに闘志を燃やしていたFOTONE管理人、色々悩んで調べ抜いて撮影中目立たない小さくてかっちょいいα7cIIをポチ。
ただ、こんなことを言ったらなんだけどソニーのレンズはどれもこれもシャープで個性もなくフィルムライクには向いていない。なのにソニー機を買ったのは今回紹介するこのレンズがあったから。
このレンズ、もう2008年登場のAマウントのレンズだ。
まずはこのフォトヨドバシを見て欲しい。

当時は各社個性のあるレンズを出していてフォトヨドバシがとても面白かった時代。とくにこのKさんのレビューをいつも楽しみにしてました。
このレビューのなかの描写を見て欲しい。明らかに甘い。フレアも美しい。
期待しないわけにはいかないじゃないですか!
普段ズームなど使うことのない管理人だけど、仕事ではよく使う。
特に70-200はかなり使うんだけど、標準ズームもクライアントワークだとわりと使う。
企業案件だとボケすぎると知性がなくなるから自分の中でもブレーキをかける意味で2.8ズームくらいがいい。
単焦点を2.8まで絞るとどうしてもシャープさが増して絵が端正になってしまう。その点2.8ズームは開放で2.8なので同じ2.8でもちょっと甘いのだ。
優しい2.8の描写を使える。
そういうわけで使っていたのが、愛するNikon Dレンズのズーム、AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8Dだ。
なんとこのレンズはDレンズなのにアダプターをつけてZ機で使える!
せっかくなのでちょい見せ。

α7cII Nikon D AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D review snap レビュー
α7cII Nikon D AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D review snap レビュー
α7cII Nikon D AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D review snap レビュー
α7cII Nikon D AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D review snap レビュー

ボケはザワザワ、これで2.8?!という驚愕のボケ量を見せてくれるニコンらしい素晴らしいレンズ!
しかも絞っても全然カリカリしない。
そういうわけでかなり愛用してました。
がしかし、フリンジが出る。しかも結構出る…

最近行き着いたんですよね、とにかくよくボケて柔らかくそしてフリンジが出ないレンズこそが至高、と。
フリンジ出ないのめちゃくちゃ大事なんすよ。
Lrでちゃちゃっと消せばいいじゃんとか思うかもしれない。でもそれは違う。
消してもそこはグレーになってトーンは残ってしまう。
フィルムと違うのはその点で、光の輝きにフチなどあってはならない。
窓のサッシは光と溶けこまないといけないのだ。
というか今時の大三元はもとよりズームレンズはほぼフリンジは出ないだろう。一体何を騒いでるんだと思う人もいるかもしれない。
でも今時のレンズには柔らかさがない。毛穴を写す解像度など要らん。
まあオールドなら絞って使えば柔らかさも残ってるんだけどAFではない。
そんなわけでフリンジが出なくて柔らかい描写のAFレンズを探し求めて出会ったのがこのソニーのズーム。
動画用にレンズを探してて記憶を辿ってこのレンズのレビューを見たら全然フリンジないじゃん、まじかよ?!と、迷うことなくポチ!!


さ、いつものように前文が長くなりました。オホン
男の一人旅、今回はFOTONE認定日本三大公園のひとつ、博多の大濠公園です。
博多出張のときは大体ここに来る。
なぜなら博多は他に撮るところがあんまりないから。
確かに博多はめちゃくちゃご飯が美味しい。屋台もめちゃくちゃ楽しい。きっとデートしたら最高だ。
でも撮るところはない。街中に緑が少ないんだよな。
だが博多には大濠公園がある。
というわけで大濠公園のレビューです。
とにかく大濠公園の素晴らしさを伝えたい。
あとレンズも。もちろんオール開放で撮りました。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ

いい。すごくいい。
水面の煌めきにこの滲みが生まれるのははっきり言ってオールドレンズくらいだ。
それがAFで正確に動く。
しかもフリンジが出ない!
驚愕!!

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡

いいですよね、知らん人撮っちゃダメと厳しい昨今だけど、楽しそうにされてるとこをニコッと笑ってレンズ向けたらこんなことだってあります。自分を外国人だと思ってトライして欲しい。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡

大濠公園ほんとにいいところでいい景色はもちろん奇妙な光景も撮れて最高なのでみんな行って欲しい。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡

大きくて気持ちのいい公園と美術館と飲食店がすごくいい感じで共存してて、南側にはセンスのいいショップやカフェが数軒並んでて、1日ここでゆっくり過ごしたいので福岡の方撮影依頼お待ちしています。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ fukuoka 福岡
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ flower

ちなみにこのレンズ、ルックスもいい。α7cIIのルックスも気に入ってる。
でもやっぱり重い… この重さにα7cIIのグリップは頼りなく、使いづらいと言わざるを得ない。。
大体せっかく小さいボディもこのレンズつけたら目立たないなんてこともなく、普通に重装備だ。
さりげなく動画なんて飛んだ妄想でしたわ。
あと、これは声を大にして言いたいんだけど、ソニー機のAFのカーソルって線が太くて視認性を大きく妨げてると思う。水平器やグリッド線も太いし。
被写体の表情とか全然見えない。写真舐めてんのかとソニーには問い詰めたい。


さて、話の途中で大事なお話です。
動画用にとこのレンズを買ったのに、なんと動画ではAFが動きまへん!!
アダプター(LA-EA5)を介したこのレンズ、ぴくりとも動かない。動きが不正確とか遅いとかなら全然許せた。
全く動かんて。(確かにHPを見ると動かないと書かれてる。。でもさ純正が動かないとか想像する?!)
ちなみにライカMマウントAF化アダプター(TECHART LM-EA9)も動画では全く動かん。
頭に血が登ってソニーE→ニコンZのAF対応アダプター「Viltrox E-Z」をポチ!!
が、A→Eのマウントアダプターがダメなのかこれもぴくりとも動かんかった。
絞りも6.3に固定されたままでMFでの使用すらできず…
撃沈。
予定ではこのズームや周八枚を使ってソフィア・コッポラ風の動画を撮るはずだったのに…
もはやどこに怒りをぶつければいいのかわからない。色々許すまじ…!!
ソニーユーザーは本当に気をつけて欲しい。


素晴らしいレンズなので一人旅だけでこのレンズの魅力を伝え切れない。
ポートレートの作例も加えてレビュー再開。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート

引いて撮れば確かにボケが足りないかもしれない、でもF2.8で十分いい雰囲気が出る。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ

ボケがなくても光がきれいに撮れれば写真は生き生きとした輝きを持って、なぜかフィルムを感じさせてくれる。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート

そしてこのサッシ付近のフリンジ耐性!!
これね、ほんとすごいことなんで。
フリンジがないとね、写真に透明感が出てくる。
光が純粋に綺麗だなと感じて写真にピュアという感情が乗ってくる。

α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート burgerking
α7cII  SONY SAL2470Z Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM review snap レビュー スナップ portrait ポートレート burgerking アシですすみませんがんばります

あ、ちなみにこの金髪の人は管理人のアシスタントちゃんです。
このブログをアップしてくれてるのはこの人。
記事上げてブログアップお願いしますと連絡してから数日放置されます。必ず。
ランキングの更新には一ヶ月かかった。
なんなんだ。
みんな彼女のことを応援して欲しい。


さ、いつもの投げ銭コーナーです。
今回は極太パスタ(2.4mm)。
いま本場イタリアでは極太パスタが流行ってるの知ってますか?イタリアや東京の人気レストランでも極太パスタらしい。実際すごく美味しい。
人気だからとか置いといて、例えばペペロンチーノってすごく美味しいけど一瞬で食べ終わってしまう。なんつうか角煮みたいというか音楽一曲みたいな?
それがこの極太麺だとよく噛むから時間がかかっておいしさ長持ちする。
ずっと食べていたいという気持ちが満たされる夢のパスタだ。ぜひ食べて欲しい!!
お米高いからパスタ食べよう。



こちらの記事もぜひ。

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