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noctilux 50mm / f0.95 asph. with LEICA SL (Typ. 601)

noctilux 50mm f0.95 asph. LEICA SL Typ. 601 ポートレート 作例 レビュー 単焦点

冒頭の写真、135mmじゃないですよ。もちろん中判でもありません。
撮った自分も驚きました。
ヤバい。

管理人、普段からインスタなどで沢山の作例を見ています。
そうすると必ずアイツの作例がオレのスワイプの手を止めるんです…
ノクチルクス…!!またお前か!!

かつて、学生時代から上田義彦氏なんかの写真を見て「うわあ〜〜どうやったらこれ撮れるんだ?!やっぱ中判か?4x5か?8×10じゃないとダメなんか?!」とかってジタバタしてましたが、、あ、撮れちゃった…
ヤバい。

写真は腕やセンスよりもレンズなのか。

noctilux 50mm f0.95 asph. LEICA SL Typ. 601 ポートレート ボケ ノクチ

間違いなく中判カメラの標準画角、PENTAX67なら105mm/F2.4、ハッセルブラッドなら110mm/F2とほぼ同等のボケがあります。
つまり中判とほぼ同じ画角で同じボケを手に入れることになります。
マジヤバい…
あ、このノクチルクスは現行のものになります、それ以前のノクチだと渦を巻きます。
この開放値で渦も巻かず、しかも冗談抜きに開放0.95から使えます。開放で解像してます。
目立った弱点としては屋外での開放の撮影はちときつい。晴れてなくても夕方でも白いシャツなんかは見事に滲みます。もちろんフリンジも盛大に。(ただ、白以外ならかなり抑えられてるんですよ!)
そんなときはF1.4まで絞ります。F1.8まで絞れば問題ないレベル。
確かに絞るとボケも大人しくなってしまいますが、それでも圧倒的な立体感。超ヤバい。
ただ、ゴワっとメチャクチャにボケるわけじゃないんです。ボケは恐ろしくスムース。そのせいで50mmレンズだということを忘れさせます。描写は85mm/1.4クラスになっちゃうんです。
管理人ほど50mmを買いまくって素晴らしいといわれるレンズを手に入れても、やっぱり50mmは50mmなんだよな〜ってそこは受け入れてきました。
例えばこのサイトでも最高と評価したRF50/1.2Lでも距離があると被写体と背景の分離はイマイチでふーーんってなっちゃいます。
だがしかし、ノクチは違う。10m程度離れても被写体と背景でしっかりとボケが生まれます。まじですごい…
それだけに屋外で解放が使えないのが哀しい…この性能を使い切れないなんて!!
今後こどもに白い服を買うのをやめよ…

noctilux 50mm f0.95 asph. LEICA SL Typ. 601 ポートレート ノクチルックス
noctilux 50mm f0.95 asph. LEICA SL Typ. 601 風景

逆光性能ももはやいいんだか悪いんだか分かりません。
とにかくいい。
ヤバい、めっちゃ頭悪いレビューになってる。

そして、このボケが使えるならやってみたいことがあったんです。
管理人はとにかくハッセルが好きでどうしたって1:1トリミングが好きなんです。
でもフルサイズやAPS-Cでやってもやっぱりハッセルとは違う、そこは寂しく思っていました。が、コイツならいけるんじゃないか…
見てやってください。

noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート ノクティルクス

どうみてもハッセルです。
感動したので1:1ばっかで撮りました。

noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート ノクティルックス
noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート
noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート
noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート モノクロ

そうそう、ノクチはモノクロも似合います。
白い服で滲むのも強烈なフリンジもモノクロにすればなんてことありません。手ブレも被写体ブレもピンボケも全て味です。
しかも最高級の味です。どんとこい。

noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート

今にも渦を巻きそうなのをグッと堪えてる様は神々しいとすら感じます。。

noctilux 50mm f0.95 LEICA SL ポートレート 全身
noctilux 50mm f0.95 LEICA SL 風景 landscape
noctilux 50mm f0.95 LEICA SL architecture 風景

建築物だってこの通りピシッと写します。
全てを売ってノクチだけでも特にカメラライフで困ることはありません。断言します。


フォトヨドバシのNikon Zの58mm / f0.95 Noct レビュー見ましたか?
管理人も「こ、これは、しゅごい…」と、驚きました。Nikonの方が俄然収差を抑えてますし、ピント面もよりシャープに見えます。値段も似たようなものです、とにかくNikonの方が写りは端正だなと。(レビューにフリンジはF1.8で解決と書かれてたのでわりと同じくらいの性能なのか…?正直ちょっとだけホッとしましたw)
こうなってくると、ノクチにはサイズと重量くらいのアドバンテージしかないかも知れませんが、そこに大義がある!!
こんなの持ってデートなんて出来ませんからね。
あと、本当に負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、Nikon Noctは端正すぎるように見えます。旧ノクチに比べてグッと現代の写りになった現ノクチ、それでもNikon Noctに比べると暴れてるとも言えます。でもこれはNoctの無味無臭感の方が気になります。味気なさ過ぎというか…
管理人、全然後悔してません。ノクチで良かった。まじで。
でもまあ収差の点は羨ましい…屋外で解放問題ないとは…
うぬぬ…

おそらくこのレビューを見た数人の方が、理性を吹き飛ばし、家族の反対を押し切ってノクチを買ってしまうと思います。
誰かの人生を狂わせてしまうかもしれない。僕のせいで。
この十字架を一生背負って生きてゆこうと思います。


さて、今回の逸品コーナー、ノクチの名に恥じない逸品でありたい。
正直すでにネタ切れです。もう一回家二郎のリンク貼ってやろうかとすら思いましたが、Amazonの購入履歴を見直してついに発見。
今回はこれです。
マキシマムスパイス!!
宮崎県民のソウルフード、いや、ソウルスパイス。宮崎県の家庭に置いてない世帯はない、そう言われている万能スパイスです。クレイジーソルトなんかが有名ですが、こっちは完全に日本人向けに開発された日本人の為の万能スパイス。
特にガーリックとカツオ粉末あたりがいい仕事してるなと感じさせます。
主に肉にふっときゃあとにかく美味くなるのですが家にテイクアウトしたマックのフライドポテトにかけて欲しい。
レビューを読んで、「いやたまげた、管理人この時勢に無理をして…」と思って頂けたならポチッとお願いしますね。


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