85mmのすすめ EosR with RF 85mm / f1.2L USM
![EosR RF 85mm f1.2L USM ポートレート 単焦点 作例 canon](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_1802-1080x771.jpg)
50mmが好きだ。
ですがこの50mmへの愛情には実は少しばかりの妥協があります。
「もっとボケて欲しい」
「もっとだ…」
50mmも例えば最愛のレンズRF50mm/f1.2Lなんかホントにすごいんですよ。
ですが、目指すのは中判フィルムのボケです。PENTAX67で言えば105mmレンズです。
ハッキリ言ってしまいましょう、RF85mmはその域に到達しています。
当然ですが50mmよりさらにスムースなボケ味、もはやドロドロ。ガサつきなど皆無。当然開放から解像度は高く、睫毛にあったら瞳がボケるという恐ろしい被写界深度になってきます。
RF85mmにはDSというさらにボケが強力なものがあって、まさかの購入後の発表に膝から崩れ落ちたことを思い出します。ただ、高い…
今回は良しとしましょう。どうせいつか買うし。
さて、管理人は85mm昔から好きです。50mmも好きなんですけど、これは好きと言うより標準装備なのでもはや好きも嫌いもありません。基本です。
85mmは不思議なのですが覗いた瞬間やたらなんでもよく見えるんですよこれが。望遠になった分立体感がでてよく見えると言うのもあると思いますがそれとは別のハッとさせられる視点が生まれます。
冒頭の写真、50mmで撮っていれば膝くらいまでは入ってたと思います、ですがグイッと上半身のみトリミングになってきます。そこになにかハッとさせられるんです。被写体の強さがグッと増すと言うか…
まあ、見てやってください。
![RF 85mm f1.2L USM ボケ canon rf85mm 風景 作例](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2234-813x1080.jpg)
![EosR RF 85mm f1.2L USM ポートレート 作例 レビュー](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2358-813x1080.jpg)
![EosR RF 85mm f1.2L USM 犬 作例 canon レビュー](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2247-1080x771.jpg)
![RF 85mm f1.2L USM 接写 レンズ キヤノン rfレンズ](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2129-834x1080.jpg)
とても大事な85mmのポイントなのですが、上の三枚の写真結構寄ってるように見えますよね。35mmはもちろん50mmでもまあまあ寄って撮ったような構図です。
ですが85mmの場合ソコソコ離れます。ここ大事。写真は離れて撮れば撮るほど被写体の歪みがなくなって写真写りがさらに良くなると思ってください。より端正な写りになります。
例えば巨人ピーター・リンドバーグ氏は70-200mmを多用しました。離れて撮ることでより被写体の美しさを引き出したのです。
85mmを使えば画面の端に歪みや流れのようなものは一切なくなります。作った絵ではなくまさにそこにある、あるがままの景色を引っこ抜くことになりよりリアリティが生まれると思ってます。
みたいな点が85mmをおすすめする基本的なお話なのですが、85mmを使うと単純に50mmのクローズアップレンズ的な使い方にもなりマクロとはいいませんが、それに近い表現が可能になります。これもちょっと面白い。
![EosR RF 85mm f1.2L USM 物撮り ボケ 作例](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2351-771x1080.jpg)
![EosR RF 85mm f1.2L USM 物撮り ボケ レビュー](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_1794-834x1080.jpg)
どうでしょうか?ただの物撮りにもやたらと雰囲気が生まれます。
作品撮りと言った感じになってきますよね。
ところでこの茶器めっちゃよくないですか?
仕事で買ったものですが戦国時代なら城一個買えたなと思える一品。現代陶芸作家キム・ホノさんの作品です。そのままクライアントに渡さず盗んでやろうかと迷ったほどです。
![EosR RF 85mm f1.2L USM ボケ 風景 作例 canon](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2341-813x1080.jpg)
こちらはただの壁とダンボール。
さて、本題はここからです。
85mmで屋外撮影、特に風景ぽいものを撮るとどうなるか見て欲しい。
![EosR RF 85mm f1.2L USM 風景 landscape レンズ](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2696-834x1080.jpg)
![RF 85mm f1.2L 風景 landscape レビュー 作例](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2703-834x1080.jpg)
![RF 85mm f1.2L 風景 landscape usm rf85mm f1 2](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_1798-834x1080.jpg)
![RF 85mm f1.2L 風景 landscape レビュー 作例 canon](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_1801-834x1080.jpg)
中望遠を使うことで圧縮効果も生まれて(圧縮効果のことはググってくださいw)ただの公園の景色がぐっとよくなります。
建物や木にまるでモデルを撮ってるような被写体感が生まれます。
これは中判以上のカメラだけが持つことができた立体感というか奥行き感だったと思います。
まあでも50mmを使うような距離感で撮れるわけではないのでやはりどうしてもクローズアップしたような撮影になってしまいますが、なんとか頑張って被写体からぐっと離れてまるで50mmを使っているようなトリミングで撮ると作品感が増しますよ。ぜひトライしてみてください!
![RF 85mm f1.2L 風景 landscape 作例 canon レンズ](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2621-834x1080.jpg)
この写真は横で撮ったものを縦にトリミングしてます。それくらい離れて撮ったものですが、これくらいのボケが残り、グッと奥行き感が生まれています。
とにかくこのRF85mm、RF50mm同様向こう10年これを越えるレンズは生まれません。保証します。あ、でもこの無印85mmよりDSバージョンはさらにヤバいです。デカいし重いし高いですが、
「本気なら85mm」
50mm/1.4を買って、次に50mm/1.8を買ったら最後は85mmです。35mmはおまけの話です。
それもいつかまた。
あ、今回ちょっとノイジー見えたかもしれません。
最近の管理人の流行りです。かなり盛大にノイズを加えています。
気にしないでください。ただの流行りなので。。
文末にカメラとレンズのリンク貼るのやめました。
みんなマップで買うに決まってるし。
というわけで、ここ最近のお気に入りの逸品を貼っていくコーナーに変えちゃいます。ウフッ
この水だしコーヒーはまじでおいひい。スッキリとした味わいでエグみもなく、管理人は飲んだ後もいくらでも寝れるのでお子様にも多分大丈夫。夏は麦茶の変わりにレイコーの時代です。
![キーコーヒー 香味まろやか 水出し 珈琲 おすすめ](https://fotone-camera.com/wp-content/uploads/2020/06/EOR_2732-1080x771.jpg)
どうせみんなマップで買うんでしょ。。。
![](https://shopimg.kitamura.jp/images/pd/2fe/3f9/ea5/b06/581/c0b/b0f/e26/e05/f3a/648/oqp/1kb/1/L.jpg)
![](https://shopimg.kitamura.jp/images/pd/ab6/e8c/5a7/403/235/b13/f37/31f/c79/2c5/39w/ob7/yhm/f/L.jpg)