AI AF Nikkor 85mm / f1.4D with GFX 100S
誰がこんなレンズを今更買うのか分かりませんが、レビューです。
同じラインのAI AF NIikkor 50mm / f1.4Dが最高だったので自然の流れで85mmもポチったのですが、試しに付けたGFXで想像以上に素晴らしかったのでレビューしたいと思います。
GFXには35mmカメラのレンズを付けてもいくつかケラれずに使えるのはちょっと知られているかと思うのですが、(FOTONEでもROKKOR 85mmのことをちょっとやってます)その中でもこいつは最高のパフォーマンスを発揮します。
とにかく写真を見て欲しい。
この写真は周辺減光の処理を一切してません。ここまで周辺減光が少ないレンズは僕の手持ちやネットで調べた限りでもないんじゃないでしょうか?
LRでちょちょっとやったらほぼ問題なく33x44フォーマットを完全にフォローします。レンズ径77mmは伊達じゃありません。大口径銘レンズの名に相応しい描写!
愛するCONTAX645のPlanar80/2よりもボケます。換算で68mmと標準画角とは言いがたくなりますが、そこは目をつぶってどんどん使って欲しい。
ただこのレンズ、中古でもそれほど安くなくて、Mamiya SEKOR 80/1.7とどっちが得かと言うと周辺減光もないのでまあ普通にMamiya推しですw
(FUJIの中判で純正でもなく645フィルムカメラのレンズを使うのはとてもメリットがあります。ゆとりあるフォーマットで周辺減光もなくレンズのいいところを使えるので上等な画質をもたらしてくれたりします)
でもたまたまこのレンズとGFXを持ってたという奇特な方はぜひ遊んでやってください。1点、この85mmの方がMamiyaよりも優位な点があって、それは屋外解放での撮影時にハイライトが滲まない性能が上げられます。周辺を捨てるならコイツともいえます。さすがニコンじゃあ!まあでもGFX用ならMamiya買ってくださいね。
フルサイズ50mmレンズでは到達できないまさに中判以上の謎の立体感というか雑誌や写真集を飾るに相応しい存在感があります。(でも周辺の渦巻きはあるんですけどね)
とにかくエモい写真が撮りたかったらフィルム時代のレンズを使うこと、その本領が発揮されています。
それはたぶん立体感とは別に光源の滲み方なのかなと思ってて、今どきのレンズではこんな写真撮れませんからね。
何気ない写真も謎の中判力でなんかいい写真になれます。
もちろんいい光、いい被写体と条件が揃えばもっとよくなります!
というわけで残りも見てやってください。
もちろん中判、ハイライトの粘りなど無茶な条件でも粘ってくれます。
ハイトーンで仕上げるとFUJIのフィルムっぽさがいい感じにでてますよね!
いかがだったでしょうか。
換算68mmとちょっと中望遠な画角なので他のレビューと比べるとあれなのですが、かなりハッとする写真が撮れたと思っています。ぶっちゃけ五島列島のあとに撮ったものですが、五島よりずっといい写真になりましたし…
ちょっと前に上げたNOKTON50/1.1のコラムも霞んで見えます。
この差が中判力、フィルム時代のレンズの力とだと思ってて、もう正直フルサイズはもちろんAPS-C、それから最新のミラーレスレンズには戻れない身体になっています。。
どうしよう、このサイト…
さ、このサイトの存亡はさておいて、逸品コーナーです。
いきなり話は変わりますが、僕のサイト経由でレンズやカメラ買ってくれた人が未だに一人もいないんですよ。
一人くらいいてもいいですよね。
さ、気を取り直して逸品の紹介です。
今回はこちら、ヨックモックです!!
美味しいですよね。嫌いなひとなんているんでしょうか。アラブの貴族の間でも大流行してるのも納得です。
頂いて喜ぶことはあってもわざわざ自分で買うことはないこのヨックモックをわざわざ自分のために買う。
やっちゃいましょう。
いちどに三本くらい口に突っ込みましょう。
48本も買えばそんな贅沢も些細なことです。
ざっと四捨五入すると50本が3000円、なんだかとてもお得な気持ちです。
f/1.4の明るい開放F値、円形絞りの採用で美しいボケ味が得られる、定番ポートレートレンズ。無限遠から至近距離まで高い描写性能を発揮します。
中古価格: 48,500円 (税込)より
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