真フィルムレンズランキング

僕のSNSを見てくれてる人ならもうお分かりだと思うんですが、管理人は最新のレンズはもう殆ど使ってません、このブログでもフィルム時代のレンズに夢中とことあるごとに書いてますが、本当にその通りでどんなにRAW現像でフィルムライクがうまくなってもレンズが合ってないとフィルムライクの高みには到達できない。
やはり柔らかさ、それから限りなくフリンジが出ないというのも重要なポイント。必要なら絞る、窓のサッシの色収差がないと一気にフィルム感が出てきたりする。いいレンズは絞っても柔らかさが残る!
今どきのレンズ使って(なんか違うんだよなあ…)と思ったらこのまとめを見て参考にしてみてください。
時々、インスタやXのDMでオススメレンズを聞かれるのですが、これが僕の本当のオススメです。
2025年より上位3本のみ順位を記載します。(更新のたびに順位を全て記載し直すのがめんどくさすぎるので)あとはその順位はその順番と思ってください。上にいくほどお気に入りです。
1位 PENTAX67 90mm / f2.8
GFXとKIPON フォーカルレデューサーアダプターを使った場合、最もフィルムライクに近いと現時点で断言しておきます。とにかく柔らかく、そして奥行きのあるボケ。なにより異常にフリンジが出ない。そのせいでバケペンフィルム好きの人も「え、これすごくないですか?」と思わず言うほど。デジタルで使用すると105mmより105mmらしい。
直射日光下ではデジタルだとフィルムのようにはいかない、このレンズだけはなんとかいけそうという希望を感じさせてくれる。
現時点でこれ以上のものはないと断言するので迷ってないでこれをゲットしてバンバン撮るべし。
GFXのおかげもあり濃厚な発色、そしてフリンジ耐性のおかげで光が瑞々しい。フレアも美しい。本当に神がかった描写。ちょっとほっこり、マガジンハウスぽい写真が撮りたい人もこれ一択です。
確かに2位のPlanarに比べて出番は少ない、でもゆっくり自分のペースで撮らせてくれるという条件がついたなら間違いなくこっちを連れ出します。コスパ的にもおすすめしやすい。
くれぐれもフォーカルレデューサーアダプターも一緒に使ってくれよな。使わないとちょっと硬い写真になります。
ただ冷静になって考察すると、このレンズの神がかった描写はMFゆえのピンを微妙に外しているところもあるのかもしれない。いずれにしてもそれを含めても本当に素晴らしいレンズ。

2位 CONTAX 645 Planar80mm / f2
高額なアダプターを付けたわりにはAF作動はイマイチだが、そもそもフィルム機のCONTAX645につけた状態でもAFはさっぱりでむしろGFXにつけた時の方がマシなので文句をいってはいけない。中判フィルムライク道の到達点として適度なザワザワをまとった最高のボケがやたらとエモい絵を叩き出します。ここが1位のバケペン90/2.8と違うところ、はっきりと描写が違う。こっちの方がなんかエモい。というか無駄にエモい。屋外解放でも滲みやフリンジがギリギリ許せる性能、なにより天下のプラナー。持つ喜びもひとしお、文句なしのレンズです。
僕のインスタの写真のほぼ8割がこのレンズだと思っていいです。やっぱAFなので。僕の写真が好きだと言ってくれるならこのレンズ、高いですが是非。レンズの価格以上にアダプターが高い。レンズに30万出せてもアダプターに25万出せるのか…。壁は高い。
それでも柔らかくなるのでフォーカルレデューサーアダプターをつけた方がやっぱり好きです。なくてもエモい。

3位 Nikkor 58mm /f1.4G
フルサイズ界のなかでは頭ひとつ抜けてる。時々バケペンぽさを醸す唯一のフルサイズレンズ。柔らかい描写は唯一無二。GFXのギュッと色や解像度が詰まった絵とは違うが十分幸せになれる。
フルサイズ最強のボケを手に入れてください。50mmからわずか8mm伸びるだけで一気に描写が変わって作品たる風格が生まれる。その分ちょっと使いづらいんだけど。ニコンはFマウントで3D hi-fiというよくわからないシリーズを出したのだがその3本の中の一本。ちなみに3本どれもすごい。使うとわかる。なんかすごいぞ3D hi-fi!!
しかもAF。ちょっと遅いけど安心のニコンのAFが使える。
ちなみにこのレンズもZ8やZ9だとフリンジが出る。やはりZ5につけるのがベスト。それでもシルエットの縁に緑の収差が出るのが残念… それでもNikkor 50/1.4Dや1.4Gよりは遥かに優秀。その点も見逃せない。
ちなみに高校で写真部に入った息子には色々と機材を貸してるんだけど特に無反応だったのがこれを貸した日は、なんかすごかったと感想を言ってもらえましたw

PENTAX67 105mm / f2.4
圧倒的な描写。まさに王者の風格。フィルムでつかうよりもキリッとした描写になるのでちょっと気をつけてね。やたら強い写真が撮れる。アート系の写真を撮る学生さんにはイチオシかな。もちろんファッションにも。
90/2.8同様、フリンジに異常に強い。そえゆえに生まれる瑞々しい光と強さが相まって何を撮ってもかっこいい。90が女性ぽいとは言わないけれど、105は圧倒的に男性ぽいなと思う。
GFXでもフォーカルレデューサーアダプターはつけてほしい。つけないとかなり硬い描写になるぞ。

HELIAR classic 50mm / f1.5 VM
タンバールやヘクトールと言った伝説のレンズが現代の技術で蘇っています。伝説の描写で遊ぶのもいいですが、f2〜f2.8で撮るとちょうどいいフィルムライクの描写になるのがお気に入り。
デジタルライカにつける50mmならこいつがベスト!ライカMレンズ色々試したけど、こいつが一番気に入ってます。巨匠がラフに撮ったような写真が撮れる。オールドでもないので発色も良く変にアンバーになってたりもせず安心して使えるのはありがたい。
近接50cmまで寄れるのもGOOD。

AF-S NIKKOR 50mm / f1.4G
50/1.4Dと似ているようで似ていない、レフ機は買いたくないけどアナログ感のあるAFレンズが欲しいというならこれしかない。50/1.4D同様、価格とサイズからは想像できないゴワッとした強力なボケと柔らかさが手に入る。
Dと違って屋外開放でいける、時がある。白シャツは無理だぞ。あと機種によっては屋外開放だとフリンジが出まくる、そんなときはしっかりと1段絞って欲しい。
絞っても強くて柔らかい描写は他にないエモい写真を叩き出す。騙されたと思って使ってほしい。
AFで使えるからという理由だけど、仕事でも大活躍してくれた。ただの飛び道具ちゃう。ちゃんと使える。

Nikkor-S Auto 55mm / F1.2
このレンズの位置はすごく迷った。もっと上位でもいい。でも使用頻度でこの位置。
とにかくこのレンズの凄さはナチュラルにフェード感が出る点。
このベールに包まれたような描写、見事だとしか言えない。この描写のおかげでボケ量がましたように見えノクチを凌駕することも。絞ると個性は消えるが柔らかさは残る。フィルム好きは一度手に入れて使ってほしいレンズ!!安く手に入るので最初のオールドにぜひ。
もうちょっと小さかったらなあ。

Mamiya SEKOR C 80mm / f1.9
正直、屋内での写りならPlanar80/2と大差ない。なんならMamiyaの方がボケがちょっと大きい。でも屋外では解放は厳しく、1段絞ることを考慮して下位とさせて頂きました。
予算が厳しいという方は迷わずMamiyaで。素晴らしいレンズです。臆せずに使って欲しい。経年のせいかPlanar80/2と比べると最初からアンバー寄りに写ります。1段絞ればこの通り、破綻など感じさせない圧倒的な描写を見せてくれます。
相当古いレンズなので買うときは出来るだけ信頼のあるショップで。ちょっと高いけど可能ならNのついた新型を強く勧めます!プラボディだけどアンバーを抑えれるし、何と言ってもフォーカスリングが軽い!まじで。

AI AF Nikkor 85mm / f1.4D
35mmフルサイズカメラ用なのですが、GFXでこれほど破綻せず使えるレンズもそうそうない。
実際撮れた写真のドキッとさせる感じは中判レンズを抜くことも。恐るべし!
でもまあ絵作りという点では画面端が渦巻いてたりと破綻してるのでまあ仕事や本気の作品撮りには控えたい。でもそこに目をつぶれば素晴らしいレンズです。ボケ味、解放での性能、さすがニコン。銘レンズに恥じない仕上がりです。
もちろんNikonレフ機でも使ってほしい。すんばらしい描写!!
50/1.4Dと違って屋外開放いける!!なんつうかもっこりとした立体感が魅力。
85mmはね一人旅の街撮りに一番フィットすると思う。

Noctilux 50mm / f0.95 asph.
ここでノクチの登場です。あまりに大きなボケのせいでスペシャルな味わいとドキッとさせる描写が生まれます。クリーミーでスムースなボケはフィルムライクとは言えないんだけど、とにかく度肝を抜いた描写でドキッとさせる。ドキッとさせたら僕の中でそれはもうフィルムライク。
本当にすごいレンズだったし使って楽しかった、今でも思い出す。いいレンズだった!
でも、100万円を持ち歩くというのは想像以上にキツかった。落としたら?なくしたら?そんなヒヤヒヤ感が常に付きまとう。やっぱ道具としてバンバン使うには適正な価格ってあるのね。ものには限度がありますわ。

フォクトレンダーNOKTON 50mm / f1.2 asph.
レビューにはMFのSIGMA ARTといった感じ。なんて書いたけど、数年経って現像し直したらなんかいい。。いや、ほんとにかなり見直してます。なんかボケの質感がバケペン105mmぽいかも…
小さいし、マニュアルのトルク感もいい。
レビューは書き直さないといけない。そのまえに順位だけ更新。
同シリーズの40mmもいい。

NIKKOR Z 50mm / f1.4
Z機でアダプターなしで使える最新のミラーレスレンズなのに、しっかりアナログ感がある。
ニコンの50mmの魂を受け継いでいる。今の時代にこんなレンズを作ってくれたニコンに一同敬礼!!
ざわつくボケ味、無駄に立体感のない柔らかい描写。ミスト系のフィルターなしで使える自然な写り。これだけでも本当にありがたい。
一体誰が毛穴やシミを撮って喜ぶのか。各社猛省してほしい。
言うて、それなりに端正に写るけど、屋外で開放を使えるのは本当にありがたい。同じニコンの50mm、DやGレンズも絞ると木漏れ日の反射とかがちょこちょこしてせせこましい写真になっちゃうからね。木々を背景に開放で撮っておおらかなボケ味にできるのは上等な写真になれます。覚えておいてね。

NOKTON 50mm / f1.1 vm
例え天下のノクチでも中判の壁は越えられませんが、フィルムライクという表現の中ではこの初代コシナNOKTONはデジタルの壁を越えます。
ボケの暴れっぷり、光源の大らかさ、すべてが絶妙なバランスで成り立っていてなんというかフィルムの持つ撮った瞬間思い出になる、そんな写真が撮れる。
高額なオールドレンズ買う前にまずはコイツから。でもフリンジはエグいw
Z5につけることでフリンジは軽減できるのでZ5は欲しいところ。
屋外ではしっかり絞ってね。
いっそライカモノクローム限定もよし!

AI NIKKOR 50mm / f1.4S
特に際立った個性はないものの、安心して使えるザ・フィルムライクレンズ。
適度なボケ量とザワザワ感と上質さが高度なバランスで仕上がっている、フリンジが出るのは少し目を瞑ろう。
上位につけたNikkor 50/1.4Dよりも旧型なのに上質感が出ているのは不思議だ。あれよりちょっと上質なレンズがいいと言うならイチオシ。
見た目もサイズ感もよく、ライカM型につけてもバランス良し。是非ライカにつけて使ってほしい。もしかしたら奥さんにもライカだとバレないかもしれない。

Planar 50mm / f1.4 (コシナ)
今時のミラーレスレンズよりもわずかにザワつき、わずかに甘い。アナログ感と上質感のバランスが見事。見た目良し、トルクよし、上品にまとまったいいレンズです。ザワザワというよりはザラザラした感じの絶妙なボケ味。
いやほんといいレンズ。

ROKKOR 58mm / f1.2
この時代のレンズにしてはザワザワ感はなくメロウでリッチなボケ。復刻で出たライカ Noctilux 50mm / f1.2ととても似た写りだと、あとで気付きました。超お得。
ヤフオクで安く売ってたりもしますが、状態が悪いものも多く、信頼できるショップで買うことをオススメします。
今となっては恐ろしくコントラストがない点をうまく使えたと思う。状態いいのもう一度取り戻したい気もするものの、上位のNikkor-S Auto 55mm / F1.2の方が好みかな。

以上、
2025年2月

レンズだけ買ってもフィルムライクには到達しません。
RAW現像も合わせて身に付けましょう。いや、ホントに。かたくなにRAW現像やってくれない人いますよね。なんで?!