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THE POST NOCTILUX – 中一光学 SPEEDMASTER 50mm / f0.95 III –

ZHONG YI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 実写 作例 ポートレート

ノクチの魅力に引き込まれ、殆どノクチしか使わなくなってしまい、時々SIGMA fpとnoctonを連れていくくらいで、本気でオシャレフォトヨドバシを狙っていたとは思えないくらいに落ちぶれてしまった管理人です。こんにちは。

「ぶっちゃけ、もうレビューするレンズなんてないし、大体SIGMA ART買っちゃえばええからねそんなもん。あとnoctiluxは買わんといて欲しい。僕の優位性が失われるし…」などとグダグダネットサーフィンを貪ってる最中にふと中華レンズのf0.95ラインが目に付きました。
正直、以前から気にはなっていたものの作例を見た瞬間「ない!」と言いきれるくらいにダメダメでした。特にボケ味。二重線も出たり、とにかく写りがダサい。
が、今回のSPEEDMASTER IIIは違ったんですよ…
「え?なにこれ…?まじで?」とその後少ないながらもインスタに上がっていた作例も見たところ、(やっぱりしゅごいかもしれない…)という思いを拭えずひとまずポチ!!

昨今の中華レンズ、果敢に攻めていてかなり明るい単焦点レンズがあって皆さんも目にしたことあるかと思います。F0.95ラインだと今回レビューの中一光学 SPEEDMASTER 以外にも TTArtisan 50mm/F0.95 とか七工匠の 7Artisans 50mm/F1.1 があったりしますよね。
皆さんも色々とググって作例を見て欲しい。とにかくこいつだけはボケが本家に近い!ヤバい!!
TTartisan はじめ他中華レンズのボケのレベルは全然話にならないのに(渦巻き・ざわつき等)、SPEEDMASTER IIIはいきなり進化の過程をすっ飛ばして日本とドイツレベルに迫ってきたなと言わざるを得ません。
いやホントに!

というわけで、まずは本家ノクチとの比較を見てください。(フィルター加工なし、RAW撮ってだしです)

ノクチ Noctilux speedmaster Ⅲ 比較 JPG 撮って出し

分かります、認めたくないと言うその気持ち。
認めましょう。
このボケ味は一級品であると…
若干、本家ノクチの方がボケがスムースで大きいように感じます。
周辺減光はSPEEDMASTER IIIの方が優秀。ま、そこはそんな気してたし…

で、等倍にすると…

ノクチ Noctilux speedmaster Ⅲ 比較 JPG 撮って出し

あれ?大差ない…?!
実際差はないです…しっかり解像してる。恐るべし!
おかしい…解像度は甘く、コントラストもグッと落ちるはずだったんだけど…
(詳しくはデジカメウォッチさんにお任せ! 交換レンズレビュー:Speedmaster 50mm F0.95 – デジカメ Watch
屋内近距離の場合、本レンズは欠点がでづらいのか。(いや、欠点出て欲しくはないのになにこの気持ち?!)

実際屋外で使ってみると被写体と距離を置いたときに甘くなった印象があったので、次は屋外で撮り比べてみます。

ノクチ Noctilux speedmaster Ⅲ 比較 JPG 撮って出し

等倍

ノクチ Noctilux speedmaster Ⅲ 比較 JPG 撮って出し

うん、屋外だと解像度とコントラストが甘くなるようです。コーティングの問題でしょうか?
その点、本家ノクチはしっかりしてます、開放からシャープな上にコントラストがあります。よかった…(いや、よくない!)
ていうか、LEICA SLは色味がいいな、やっぱり…
LRで調整しまくれば大差なくなるんですけど、LEICAのこういうところはただの成金ブランドとは違うなと唸らされます。
それから奥の草の反射、SPEEDMASTERは粒々と玉ボケが出てます。本家はここもスムース。やるな!

ちなみに屋外の場合、解像度とコントラストはF2.8くらいまで絞ると安定しますが、当然FOTONEでは解放で挑みたい。(ぶっちゃけ1.8でも甘い)
とにかくもう認めるしかない…!!
本家ノクチとほぼ同等の補って余りうる表現力、たっぷりと作例見てやってください!

SHENYANG ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 実写 ポートレート ボケ
ZHONG YI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 実写 ポートレート スピマス

屋内ならほわっとするようなこともなく安心して使えます。

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III ポートレート 単焦点 スピードマスター

それから渦巻き制御に関しては本家より上!ヤバい!

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 風景 単焦点

ノクチ同様、被写体と距離を置いても背景との分離が生まれ立体感のある描写になります。
(屋外だとちょっとほわっとする分弱いけど…)

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 実写 ポートレート ボケ

どうでしょうか、ただ者ではない写りもう伝わってますよね?
正直、管理人めちゃくちゃこのレンズ気に入ってます。
これなら安心して娘に貸せます。ノクチは貸せませんから!

まあフリンジは結構エグいです。
本家ノクチもエグいと思ってたけど、SPEEDMASTER IIIに比べると可愛いくらい。
黒い被写体にも出てきますからね!
まーでもこの価格を考えれば笑って許せるってもんです。
LRで頑張って消しましょう。ここで絞るという選択肢はない!!
いや、1.8くらいまでなら絞ってもいいかも…うん。
いや、晴天下の屋外は絞りましょう1.8まで…

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III landscape ボケ

F1.8に絞りました。それでも雰囲気のある写り。

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 風景 レビュー

等倍です。それでもカリッとという訳にはいきません。
ですが、FOTONE的には好きな描写。フィルム映画くらいの描写でいいと思います。パキッと写るとカタログチックというか雰囲気ないというか。。
まあこんな写りが好きというなら本当にオススメです。
でもまじで甘いときはホントに甘いのでそれなりに覚悟して買ってくださいね。
実際ミラーレスで撮る際はファインダーで倍率あげてピント確認して撮っているのに写ると甘くなります。これは周辺の甘さがさらにモノを言ってて、中央を拡大で合わせてトリミングを変えると顕著です。もちろんノクチでも発生しますが…
面倒くさいですが、きちんと撮りたい場合はなるべく中央附近に被写体を置く、トリミングを合わせた上で拡大ヶ所のカーソルも移動して都度確認してから撮ることをオススメします。

はい、困ったときはモノクロです。

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mmIII ポートレート モノクロ
ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III 風景 モノクロ 実写レビュー

全てが味になります。
SPEEDMASTER IIIはモノクロ専用というのもありかもしれません。
めちゃくちゃありです。

あと、このレンズ、接写も出来るんですよ。
なんと50cmまで寄れます。これはなかなかのメリット!(本家はなんと1mですからね)
異次元のボケ味になります。解像度はさらに甘くなりますw
気になるならここでもF1.8くらいまで絞っちゃってください。マシになります。
あ、そう言えば重要な注意点があります。
管理人はEos RFマウントを買ったのですが、EosRでは設定を弄らないと激しい口径食が出ちゃいます。
メニューから〈 LVソフト撮影 〉を〈 しない 〉に設定しましょう。
そうしないとこんな風になっちゃいます。

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III レビュー ポートレート
ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III レビュー

うう!エグい…
画面右側に強烈な口径食が出ています…

ZHONGYI OPTICAL 中一光学 SPEEDMASTER f0.95 50mm III ポートレート 作例

いや、結構良い写真ですよね。
気に入ってますw
言わなきゃ、アーティスティックに処理したって通じそうですよね。


いかがだったでしょうか?
本家ノクチなら100万円、この価格差90万をどう見るかは本人次第です。
屋外では甘さが目立つ点を考慮するべきですが、中判ボケ好きならつべこべ言わずにとりあえずポチっておく、それが正解な気がします。
(1.8まで絞るなら最初からF1.8のレンズ買えばいいじゃん)とか考えるのは完全に素人の考え。解放が0.95のレンズと1.8のレンズでは同じF値で撮っても写りは異なります。
解放値が明るいレンズの方がポテンシャルとしてボケ量は大きいんです。ボケ好きならせこいこと言わずにとにかく大口径を手に入れないと始まりませんよ。
玉ボケも大きくゆったりしたものになり、まるで中判で撮ったようなリッチな写真になります。
F1.8のレンズで取ると玉ボケが小さくせせこましい写りになっちゃうんですよね。

てゆうか、めちゃくちゃ楽しいんですよF0.95って!
僕もそうですが、親しいカメラ仲間も結局買いましたからねノクチ、「今年は買わない」って言ってたのに。しかもアポズミもSUMMILUXも持ってるのに全然使ってませんから。
理由はとにかく楽しい。
その辺の草撮っても楽しい。ポートレートなんか撮ったらモデルさんのこと大体好きになります。
それくらい他のレンズとは異次元の写りです。
そういうわけでレンズランキングでは一気に2位にしちゃいましたw
葛藤したのですが、やっぱり楽しい。楽しいは正義。
ただし、一本あればいいという本家ノクチとは違って、本気撮り用の一本は別に必要です。
まあ、SIGMA ARTがあればいいでしょう。
一家に一本SIGMA ARTです。
そうそう、マウントアダプターなしに各社カメラに付けられるのもグッド。

と、このレンズ褒めまくってますが、描写とは別に明らかな欠点もあります。
まあ、ルックスが洗練されていないのは置いといて、このレンズ、マップでの下取り価格が恐ろしく低い。正直怖いレベルです…
どうしてだろう、ホントに怖い…

それでは皆さん、楽しいカメラライフを〜〜!

いろいろ迷ったらこちらの記事もぜひ。

今回は逸品コーナーはありませんから。
誰か一人でもこのアフィリエイトを使ってポチしてくれるはずと思っています。
マップも良いけどキタムラも大差ないよ!!


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